【記事公開日】2013/12/24
【最終更新日】2017/02/10
テーマ: スタッフが実際に試してみた
リネン麻の布団カバーを子供に勧めてみた《掛け布団カバー編》
吸汗性や放湿性に優れたリネン麻の布団カバーは、汗かきな子供たちにもオススメだった!《掛け布団カバー編》
こんにちは!店長の秀浦です。
実は私が布団カバーを扱い始め、実際に使ってみて「これ、いいな!」と思った素材の一つに『リネン麻(リネンは亜麻(あま)とも呼び、麻の種類の中でも肌触りが柔らかいのが特徴です)』があります。
リネンは吸汗性や放湿性に優れており、清涼感あふれる爽やかな睡眠環境を作ってくれるのが大きなメリットです!
またリネンなどの麻は、一般的に『肌触りが硬い…』というイメージがあるかもしれませんが、リネンは麻の中でも肌触りが柔らかく使いやすいのも気に入った理由の一つです。
ちなみにリネンを使用した『フランスリネン100%布団カバー』は、当店の人気カバーの1つになっています。
そんなお気に入りのリネンなんですが、ふと思ったことがあります。それは
「子供にリネンって良いのではないか??」
と。
汗かきな子供にこそリネンがピッタリなはず!でも…
人は睡眠中、一晩にコップ1杯の汗をかくと言われていますが、実は寝始めに最も汗をかきます。
そして自然に深部体温を下げ、深い眠りであるノンレム睡眠に入ります。
ここで重要なのが、かいた汗をいかにスムーズに吸い取って外へ放出するかです。
なぜなら『蒸れ』が快眠を邪魔する原因になるからです。スムーズに入眠するには、この蒸れ対策が欠かせません。
しかも子供は大人に比べて新陳代謝が高いので、汗や蒸れの影響の高くなります。
そこで『リネン』です。
汗や湿気の対処に優れたリネンは、汗かき暑がりな子供にこそ正にピッタリではないか?と思ったのです。
でも一つだけ気になる点がありました。それは、
『肌触り』
です。
子供たちに”肌触り”が受け入れられるのか!?
リネンは麻の中でも柔らかいとは言っても、そこはやはり麻。
綿などと比べると、若干ですがゴワゴワ感があります。
大人な私は全く問題ないレベルですが、それを子供は嫌がらないかな…と。
そこで今回、我が子二人(9歳と6歳の男子)に協力してもらい、実際使った反応を確認することにしました!
早速、リネンのカバーを持ち帰りました
信じられないことに、11月に入っても
「暑いけーアイス枕が無いと寝られん!(島根県の西部地方です)」
と言う私の子供たち。。。(^^;
マンションの中和室という冬は割と暖かいこの恵まれた環境が、逆に子供たちには暑いようです。。。
早速、当店が扱っている『フランスリネン100%の掛け布団カバー』を自宅に持ち帰り、子供たちにまず比較をしてもらうことにしました。
一般的な綿掛け布団カバーとの比較。その結果、、、
比較するのは、一般的な綿の平織り(ブロード織り)掛け布団カバーです。
まずは触ってみてもらい、単刀直入にどちらが好きかと聞いてみました。
すると、9歳の長男が迷わず
「こっちがいい!」
とフランスリネン100%にそのまま寝転がってしまいました。
理由を聞いてみると、
「冷たいから!」
だそうです。既に寒い時期なのに…。子供は元気です(笑)
リネンなどの麻は触るとヒンヤリする『接触冷感性』があるので、そこが気に入ったようです。
とりあえず、第一印象はクリアです。
※ちなみに持ち帰ったカバーは1枚なので長男がメインで使用することに。6歳の弟はというと……ふて腐れてママの布団に入ってしまいました…(笑)
心配だった肌触りは……問題なし!
次は実際に掛け布団カバーを装着し、使ってみてもらいました。
さて、問題の『肌触り』ですが…。結果は、、、
特に嫌がることなく、すんなり受け入れてくれました(^^)
寝つきも良くなり布団を蹴り飛ばすこともなくなった
更に、その後も使い続けていますが、思いのほか寝付きも良くなり、暑くて掛け布団を蹴飛ばすことも減りました。
本人も気に入ったようで、日々愛用するまでに至っています。
ちなみに参考ですが、我が家の寝室の温度は以下の様に変化しています。
- 寝室の温度の変化:24度(10月下旬)→ 22度(11月下旬)→ 20度(12月中旬)
この気温の中で、気持ちよく使えているようです。本当、リネンって優れた繊維だなと改めて思いましたね(^^)
また、リネンはサラッとしているので季節は『夏』というイメージがあるかもしれませんが、布団内は意外と蒸れやすいので、夏以外の季節でも活躍してくれます(さすがに真冬はちょっと寒いので、私は起毛のカバーなどを使っています…)。
子供にもリネンはオススメ!
という訳で、『子供たちにもリネンはオススメ』という結論に至りました!
肌触りが硬めだから「大人向きかなぁ」っとイメージしていましたが、そんなことは無かったですね!やはり試してみるもんです。。。
ただ、肌触りの感じ方は個人差があり、どの子にも大丈夫とは言えないのですが、もし「子供には硬すぎるだろう」と避けている方がいらっしゃいましたら、今回の例を参考にして頂ければと思います。
また、子供向けの布団カバーって、ついつい可愛い”見た目やデザイン性”で選んでしまうことも多いかと思いますが、こういった”機能性や使い心地”を重視するのも、おすすめだと思います(^^)
さて、今回は掛け布団カバーを試しましたが、どちらかというと体に密着して蒸れやすくなるのは『敷き布団』になるので、次回は『敷き布団カバーやボックスシーツ』などを試してみたいと思います!
商品情報
上質なフランス産リネン100%(本麻)である本品は麻の中でも肌触りの柔らかさが特徴。爽やかな寝心地を実現します。ジュニアサイズの掛け・敷きカバーもあります。
関連記事