【記事公開日】2015/09/28
【最終更新日】2021/09/21
テーマ: スタッフが実際に試してみた / 布団カバーの選び方・アドバイス
『秋』にオススメ!布団カバー・シーツ
やっと涼しくなっと思いきや、まだまだ暑い…と思ったら急に冷え込む寒暖差のある時期。そんな『秋』にオススメな布団カバー・シーツを選んでみました!
こんにちは!店長の秀浦です(^^)
9月に入ると、あんなに暑かった日々もだんだん和らぎ、過ごしやすい季節になります。
とは言え、まだまだ汗ばむ夜があったり、かと思えば急に冷え込んで、薄着で寝ていると風邪をひいてしまうような日があるなど、春同様、なかなか対応が難しい季節でもあります。
今回は、そんな季節の変わり目『秋』にオススメなカバーリングをご紹介したいと思います。
他の季節同様、素材の特性や睡眠の観点、更に実際に自分で使ってみた体験を交え、オススメをピックアップしてみました!
四季の分け方には暦などがありますが、気象庁では四季を下のように区分しているそうです。個人的にはこの分け方が体感温度的に現実の季節感としっくりくるので、この区分けで説明したいと思います。
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選んでみました!
まず秋オススメのカバーを選ぶにあたり、以下の項目を考慮しました。
掛け布団カバーの場合
- 暖か過ぎない適度な『保温性』
- 汗ばむことを考えた『吸汗・吸湿性』
- 圧迫感のないほどよい『軽さ』
敷布団カバー・シーツの場合
- 暖か過ぎない適度な『保温性』
- 汗ばむことを考えた『吸汗・吸湿性』
- 吸った汗が乾きやすい『速乾・放湿性』
ということで、選んだのは以下のカバーです!
カバー名 | オススメカバータイプ | |
---|---|---|
掛け布団カバー | 敷布団カバー・BOXシーツ | |
和晒京ふたえガーゼ | ◎ | ◎ |
京はんなリネン(暑がりの方向け) | ○ | ○ |
コットンニット | ○ | ○ |
和晒京ひとえガーゼ | ○ | ─ |
2WAY仕様の掛け布団カバー | ○ | ─ |
◎…イチオシ!、○…オススメ
では、以下に理由を説明していきます(^^)
各カバーにはオススメのカバータイプに応じ以下の画像を表示しています。例えば『掛』画像だけであれば掛け布団カバーのみオススメ、『掛敷』両方表示があれば両方オススメとなります。
やっぱり『和晒 京ふたえガーゼ』
春のオススメでも選んでいますが、秋にもやっぱりオススメできるのが『和晒 京ダブルガーゼ』です。
カバー名 | 【オーダーメイド対応】和晒 京ふたえガーゼ |
---|---|
素材 | 綿100% |
秋は春と同じく、朝晩で寒暖差のある季節です。
ダブルガーゼは、二層になったガーゼ間に空気を多く含むことができ、その空気が温められ、適度な保温性になります。
また、この和晒 京ふたえガーゼは、昔ながらの『和晒(わざらし)製法』で作られいます。和晒は繊維を傷めず仕上げることができるので、新品時からふわっとした柔らかさを持っており、布団に入った時の”ヒヤッと感”を軽減してくれます!
ちなみに、当コーナーの『快眠の為の布団カバー選び』でも”イチオシ”しているカバーリングです。
まだまだ汗ばむ…という場合は『京はんなリネン』
寒いと感じる始める一方、環境や体質によってはまだまだ暑いと感じる場合もあるでしょう。そこでオススメなのが『京はんなリネン』です。
カバー名 | 【オーダーメイド対応】京はんなリネン |
---|---|
素材 | フランスリネン100%(本麻) |
京はんなリネンは麻100%ですがザクザクとした感じではなく、フンワリ柔らかで保温性もあります。
これは、通常より細い糸を使ったり、クタッとする加工(クール・クラッシュ加工)の効果によるもです。
それでいて、麻100%らしいサッパリ感もあるので、「汗ばむような夜でも明け方には肌寒い…」というようなシーンでも対応ができる一枚に仕上がっています。
また、麻は重くなりがちですが、軽いのもメリットの一つです。
より肌寒さ優先なら『コットンニット』
ダブルガーゼは万能な1枚ですが、やはり地域や環境、体質によっては『寒い!』と感じる方も多いと思います。
ただ、真冬ではないので、そこまでの保温性はいらない。。。
そのような方には、ダブルガーゼより保温性に優れ、ふっくら暖かな『コットンニット』がオススメです。
カバー名 | 【オーダーメイド対応】コットンニット |
---|---|
素材 | 綿100% |
春でもオススメしていますが、とっても目の細かなニット素材をつかっており、肌着のような優しい肌触りと暖かさが、とにかく心地よいです。
触った時のヒヤッと感がなく、かといって暖か過ぎないので、秋にはピッタリの1枚だといえます。
店長お気に入りの『和晒京ひとえガーゼ』
名前の通り、一重ガーゼ…つまり一枚のガーゼで作られたか、使い心地も実際の重さも”かる~い”カバーです。
カバー名 | 【オーダーメイド対応】和晒京ひとえガーゼ |
---|---|
素材 | 綿100% |
このカバーは暖かさというより、『重さが軽い』という点を活かした使い方です。
肌寒くなってくると、だんだん掛け寝具も厚くて暖かなものに変わってきます。すると増してくるのが重量です。
実は、私(店長)自身がそうなのですが、年齢(アラフォーです)とともに重い掛け寝具が辛く感じるようになりました…。と言うのも、これまではダブルガーゼを愛用していましたが、掛けるものの負担を感じるようになったんですね。
そこで本品。本品はヒヤッと感じにくく、羽毛や真綿など中わたの特性を活かしやすい通気性があります。 (つまり、暖かさなどが伝わりやすい。)
確かにカバー自体の保温性はそこまで高くはないですが、真冬ほど寒くない今の時期なら、ほどよい暖かさとこの軽さは、私のように重さを気にする方にはオススメです。
表裏で使い分け!2WAY仕様の掛け布団カバー
通常、掛け布団カバーは表裏で同じ生地を使っていますが、2WAY(ツーウェイ)仕様の掛け布団カバーは表裏で異なる生地を使っています。
服で言うところの”リバーシブル”のようなものですが、これが結構使えるんです。
※2WAY仕様の商品名には『●片側ガーゼ』のように片側に異素材使用の旨を記載しています。
カバー名 | 2WAY仕様の掛け布団カバー |
---|---|
素材 | ─ |
コットンベルベの場合
例えば、コットンベルベというカバーの場合、
- 片面が『コットンベルベ(起毛)』
- もう片面が『和晒京ひとえガーゼ(一重ガーゼ)』
という組合せになっています。このように表裏で生地が違います。
実際の利用シーンですが、
「今日は寒いかな…」
と思えば『コットンベルベ(起毛)』を肌側に。
「今日はちょっと暖かいかな…」
と思えば『和晒京ひとえガーゼ(一重ガーゼ)』を肌側に。
このように両面を使い分ける感じです。
実際にスタッフが使ってみた印象
実際にスタッフが季節の変わり目シーズンで使ってみて感じた点です。
- ひっくり返すだけで手軽に対応できる
- 毛布など他の掛け寝具を使わずにすむ(寝具がシンプルになる)
- 毛布などを使わないから掛け寝具を軽くできる
- カバーだから毛布のようにズレない
一言で言うと「使い勝手がよく便利」という印象ですね(^^)
(さすがに真夏や真冬は厳しいので、そういう時は寝具を足したり引いたりしましょう。)