【記事公開日】2019/12/16
【最終更新日】2024/10/09
テーマ: 布団カバーの選び方・アドバイス
快眠の為の羽毛布団カバー選び
「羽毛布団用のカバーって、どんなのがいいの?」そんな疑問にお答えします。
快眠の為の『羽毛布団カバー』選び
『快眠の為の布団カバー選び』『快眠の為の肌布団カバー選び』に続き、第三弾は『快眠の為の羽毛布団カバー選び』です。
羽毛布団は主に水鳥の羽毛を使用し、『暖かい、軽い、蒸れにくい、体にフィットしやすい』 など、とても優れた寝具です。
皆さんも一枚は持っているのではないでしょうか?
そんな羽毛布団には、どのような布団カバーが合っているのでしょうか?
当店流の選び方を書いてみましたので、参考にしてみて下さい(^^)
※当店では羽毛布団本体の取扱いはありません。
どういう視点で選ぶ?
羽毛布団の最大のメリットは暖かさ。
その暖かさは、基本的に『羽毛の品質』に比例しますが、その品質を表す数値として『ダウンパワー(dp)』がよく使用されます。
ダウンパワー(dp)は羽毛の品質を数値化したもので、この値が高いほど羽毛が膨らみ暖かいと判断できます。但し、勘違いしやすいのですが、ダウンパワーは最終的な羽毛布団の暖かさではありません。羽毛の充填量やダウン率など他の条件によっては「暖かくない」と感じる場合もありえます。(気になる方はその辺りの仕様も併せてチェックしてみるとよいでしょう。)とは言え、通常は『ダウンパワーが高い羽毛布団は暖かい』と判断して良いでしょう。ちなみに、最終的な暖かさを表す値として『クロー値(clo値)』というものもありますが、これを表示している羽毛布団は少ないです。当店としては、この値の表示が広まればいいなと思うところです。。。
当店では、この『ダウンパワーに合わせる』を重視しつつ、『汗や湿気の対処』なども考慮した羽毛布団カバー選びをオススメします。
ちなみに、『汗や湿気の対処』は羽毛布団カバーに限らず、当店が布団カバー選びで大事にしている共通の考え方です。(参考:『快眠の為の布団カバー選び』『快眠の為の肌布団カバー選び』)
400dp以上は『軽さ』を重視したカバーを
羽毛布団の暖かさの正体は『空気』。
よく膨らむ羽毛は、その空気をより多く集めることができます。つまり、ダウンパワーが高い(=よく膨らむ)羽毛を使った羽毛布団は暖かいということ!
一般的に冬に使うような羽毛布団の場合、ダウンパワーは300dp程度から上は450dpを超えるものまでありますが、400dp以上は膨らみが大きい良質な羽毛と言えます。(⇒ゆえに暖か!)
日本羽毛製品協同組合のゴールドラベルで言うと、以下のようなクラスです。
- プレミアムゴールドラベル:440dp以上
- ロイヤルゴールドラベル:400dp以上
このクラスの羽毛に対し、重さのあるカバーで羽毛の膨らみを阻害してしまうと、せっかくの保温力を十分に発揮できない可能性があります。。。
それでは勿体ない!
ということで、400dp以上の羽毛布団には、羽毛の膨らみを阻害しない『軽いカバー』を使うのが理想です。
一方、400dp未満の羽毛布団には…
一方、『400dp未満』の羽毛布団は、そもそも400dp以上の羽毛のようには膨らまないので、そこまで重さに対しシビアにならなくても大丈夫でしょう。(とは言え、快眠の観点で言えば体の上にかかる重量は軽いに越したことはないです。)
また、保温力の面でやや弱さがあるので、肌寒いシーズンに入ってくると、それを補えるような素材がオススメです。
実際に選んでみた!
400dp以上は、羽毛の膨らみを重視するため、上から押し潰さないよう『軽さ』を重視。
400dp未満は『羽毛布団の保温性を補う』『そこまで軽さを重視しない』という条件もプラスして選んでいます。
- ★400dp以上:400dp以上の羽毛布団にオススメ
- ★400dp未満:400dp未満の羽毛布団にオススメ
- ★両方:400dp以上と未満の両方の羽毛布団にオススメ
400dp以上
400dp未満・両方
【オーダーメイド対応】和晒オーガニックコットン・ダブルガーゼ
★400dp未満
ノーホルマリン加工でホルムアルデヒドの心配がない安心オーガニックコットン使用。上質なコーマ糸と96時間かけた和晒しで風合いの良さバツグンの上質ガーゼ。
★両方
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