
【記事公開日】2025/01/30
【最終更新日】2025/03/05
テーマ: スタッフが実際に試してみた
乾燥機対応コットンタッチの乾きやすさを綿100%と比較してみた

自然乾燥も早い「乾燥機対応コットンタッチ」は綿100%と比べてどれくらい乾きが早い?
布団カバーやシーツはサイズが大きくて乾きにくい時、ありますよね。。。
そんな時、嬉しいのが『速乾性』があるもの。
当店にもいくつかありますが、中でもダントツ早いのが『乾燥機対応コットンタッチ』というカバーリングです。
名前の通り、乾燥機も使えるんですが、実は、自然乾燥もかなり早いんです!(参考:速乾性のある布団カバー・シーツ)
そこで今回、一般的な綿100%ブロード生地と比べ、どれくらい早く乾くのか?
乾き具合の比較をしてみました!
比較の詳細
綿100%の生地には、当店の『スリーピングカラー』という製品を使用しました。すでに販売終了品ですが、仕様は現行の『エスエルピーカラー』と同等のスタンダードな綿100ブロードのカバーです。

比較に使った綿100%ブロードのスリーピングカラー(モスグリーン)

乾きの早さに定評のある乾燥機対応コットンタッチ(サックス)
●比較したそれぞれの仕様
製品名 | スリーピングカラー※ | 乾燥機対応コットンタッチ |
---|---|---|
素材 | 綿100% | ポリエステル100% |
特徴 | サラッとした一般的な綿ブロード生地 | 乾燥機にも対応した多機能な生地 |
カバータイプ | ボックスシーツ | |
サイズ | ワイドキングサイズ(幅194×丈195×高28cm) | |
温度・湿度 | 室温18度~21度、湿度32%~36% |
※スリーピングカラー(販売終了)は現行品『エスエルピーカラー』と同等仕様のスタンダードな綿100%カバーです。
確認の方法・流れ
以下の流れで乾き具合を確認しました。
- それぞれをを洗濯脱水
- その後、部屋干し乾燥を行う※扇風機を使用(風量は中)
- 乾いたと判断できるまで一定間隔で乾き具合を確認を計測
カバータイプには『ボックスシーツ(ワイドキング)』という大判サイズを選びました。
ボックスシーツは裏面にゴムが入っており特に四隅は縮んで乾きにくく、更に大判なので乾かす面積も広くなります。
今回は、あえて乾きにくい仕様を選び、その乾き具合を試してみました。
結果は!?
ボックスシーツを洗濯脱水後、以下のようなタイミングで乾き具合を確認していきました。
経過時間 | スリーピングカラー | 乾燥機対応コットンタッチ |
---|---|---|
開始 | 洗濯脱水後、濡れた状態 | |
25分後 | 乾いていない | 生地は乾いたがゴム部分がまだ |
35分後 | 生地はある程度乾いた | ゴム部分がまだ |
45分後 | 生地は乾いたがゴム部分がまだ | 全て乾いた(終了) |
55分後 | ゴム部分がまだ | — |
65分後 | 全て乾いた(終了) | — |
結果:全て(生地+ゴム)乾いた時間
以下のように、全て乾くまでの時間は、乾燥機対応コットンタッチが20分早いという結果になりました。
- スリーピングカラー ⇒ 乾くまで65分
- 乾燥機対応コットンタッチ ⇒ 乾くまで45分
ちなみに、綿はポリエステルに比べ基本的に吸水性が高く、乾きは遅くなる傾向にあります。
結果:生地のみ乾いた時間
また、生地のみ(ゴム部分を含めない)では、以下のような結果になりました。ここでも20分早いですね。
- スリーピングカラー ⇒ 乾くまで45分
- 乾燥機対応コットンタッチ ⇒ 乾くまで25分
まとめ
ということ、以下のようになりました。
- 全て乾くまで:45分
- 生地のみ乾くまで:25分
ボックスシーツのワイドキングのような大判サイズが、部屋干しで(扇風機を使用していますが)この時間で乾くのは、中々早いのではないでしょうか。
当然、部屋の温度や湿度など、その時々の条件によっては変わるとは思いますが、一つの例として参考にしてみてください!
”しわ”がほぼ無い!
補足ですが、乾燥機対応コットンタッチは”しわ”になりにくいのも特徴です。下の写真は乾いたそのままの状態ですが、見比べると一目瞭然!しわはほぼありません。
元々、スリーピングカラー…というより『綿』は、”しわ”になりやすい素材なので、これもメリットの一つです。
スリーピングカラー(モスグリーン)
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