【カバータイプ別】生地幅150cmと幅広シリーズ(生地幅220cm)でのハギの入り方比較
通常、布団カバーに使用する生地幅は150cm程度ですが、幅広シリーズは生地幅220cm以上あります。この二種類でキングサイズを作った場合、ハギの入り方がどう違うのかカバータイプ別に比較してみます。
掛け布団カバーの場合
カバー取り付ける掛け布団本体を『幅230cm×丈210cm』とします。
- 150cmは生地をタテに取り、足りない分を継ぎ足すので、使用面(人が寝る面)の赤点線部分にハギが入ります。
- 220cmは生地をヨコに取ることができます。これにより、使用面にハギが入らないカバーにできます。(原反はロール状の一枚生地なので、ヨコ方向に延ばせばキング以上の幅でも使用面にハギ無しのカバーにできます 。 )
使用面にハギが入るケース
キングロングサイズのみ『丈』の長さが生地幅(220cm)を超えると、使用面(足元側)にハギが入ります。
敷き布団カバー
カバー取り付ける敷き布団本体を『幅180cm×丈210cm』とします。
- 150cmは生地をタテに取り、足りない分を継ぎ足すので、使用面(人が寝る面)の赤点線部分にハギが入ります。
- 220cmは生地をタテヨコどちらに取っても使用面にハギが入らないカバーにできます。(原反はロール状の一枚生地なので、ヨコ方向に延ばせばキング以上の幅でも使用面にハギ無しのカバーにできます 。 )
使用面にハギが入るケース
ショッピングカートのサイズオーダー範囲内であればハギが入ることはありません。
BOXシーツの場合
シーツを取り付けるマットレス本体を『幅180cm×丈200cm×高20cm』とします。
- 150cmは生地をタテに取り、足りない分を継ぎ足すので、使用面(人が寝る面)の赤点線部分にハギが入ります。
- 220cmは生地をヨコに取ることで使用面にハギが入らないシーツにできます。但し、側面もしくは折り返し部分にはハギが入ります。 (原反はロール状の一枚生地なので、ヨコ方向に延ばせばキング以上の幅でも使用面にハギ無しのカバーにできます 。 )
使用面にハギが入るケース
ショッピングカートのサイズオーダー範囲内であればハギが入ることはありません。
フラットシーツ
シーツを取り付けるマットレス本体を『幅180cm×丈200cm×高20cm』とします。
- 150cmは生地をタテに取り、足りない分を継ぎ足すので、使用面(人が寝る面)の赤点線部分にハギが入ります。
- 220cmは生地をヨコに取ることで使用面にハギが入らないシーツにできます。但し、側面もしくは折り返し部分にはハギが入ります。 (原反はロール状の一枚生地なので、ヨコ方向に延ばせばキング以上の幅でも使用面にハギ無しのカバーにできます 。 )
使用面にハギが入るケース
キングサイズのみ、寝具本体の丈が生地幅(220cm)を超えるサイズであれば、使用面にハギが入ります。
敷きシーツ
カバー取り付けるマットレス本体を『幅180cm×丈200cm』とします。※敷きシーツは敷き布団にも使えます。また、敷きシーツに本体の高さは影響しません。
- 150cmは生地をタテに取り、足りない分を継ぎ足すので、使用面(人が寝る面)の赤点線部分にハギが入ります。
- 220cmは生地をタテヨコどちらに取っても使用面にハギが入らないシーツにできます。(原反はロール状の一枚生地なので、ヨコ方向に延ばせばキング以上の幅でも使用面にハギ無しのカバーにできます 。 )
使用面にハギが入るケース
ショッピングカートのサイズオーダー範囲内であればハギが入ることはありません。